久高島③

久高島に到着。

島民以外誰もいない。

というかそもそも人の気配がない。

道路はアスファルトではなく離島によくあるコンクリート。

だいぶ風化している。

集落の入口まで上って右手に見える屋根付きのベンチに陣取る。

なんだかんだでここで数日野宿をすることになる。

マネをしてはいけない。

野宿は禁止の場合が多い。

当時はもちろん知らなかった。

少し高い位置にあり、海と本島を眺めることが出来る。

雲ってはいるが心落ち着く。

生まれて初めてゆっくりとした時間の流れというものを感じた。

確か目の前に商店みたいのがあった。

地図をもらったような気がする。

荷物を見ててくれないかと店員さんにお願いする。

誰も盗らないからどこに置いてても大丈夫だよと教えてくれた。

俺が今まで生活してきたところでは考えられない。

そういえばその地図、もしかしたらまだ持ってるかもしれないな。

それを見ながらとりあえず海岸へ向かう。

たしか東へ向かった。うっそうとした茂みを抜けると目の前が開ける。

目的もない。

とりあえず北端を目指して歩く。

離島あるある。

テッペン、端っこを目指しがちw

トボトボ歩くが、木のサンダルの歩きにくい事w

ご存知の方も多いと思うが、沖縄の海岸の岩場は珊瑚でできていて、風化してすごく鋭利。

とにかく歩きにくい。

海を見ながら歩く。

だれ一人いない。

ふと潮だまりを見るとヤギの生首が。

そこで山羊の目って黒目が横長なんだということを知る。

沖縄ではお祝い事などの際、山羊をつぶして皆で食べるということがある、ということを後に知る。

毎月お祭りがあるのでそれのどれかだろう。

ひたすら北へ、と言ってもたいして広くない。

ハビャーンへ到着。

昔はカベール岬と言った。

ちょうど晴れた。

スゴイ解放感にしばし呆然。

地球というものの広さを知る。

後に知ったが、この久高島、琉球を創ったとされる女神、「アマミキヨ」が降り立ったとされている島。

神聖な場所とされ、立ち入り禁止の場所も多く、島のものは葉っぱ一枚持ちだしてはならないとされている。

男子禁制の場所が多くある。

女神で男子禁制と言うのは珍しいのかもしれない。

だいたい女神を祀っているところは女人禁制が多い。

女神がやきもちを焼くために男が仕え、女性が入れないようにされている、と聞いた気がするがよくわからない。

女人禁制と言うのは女神絡みのことが多いらしい。

夜はタクシーのオヤジにいただいたおにぎりと商店で買った赤いきつねだった気がするけど覚えていない。

ベンチに置いていたら大量の蟻がたかってて、一匹一匹とって食べたのは覚えている。

※おにぎりを


まあ何匹か残ってたんだろう、蟻って酸っぱいんだということを学ぶ。

蟻酸という。

夜は満天の星を眺めながら幅40cmくらいのベンチで就寝。

雲はあったが、忘れられない星空だった。

その時の写真が出てきたw

写ルンですだし、昔の写真だからこんな感じ。

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写真の説明はありません。
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