吐噶喇列島⑫ ケアレスミス ドンマイ

帰りついてからは祭りの準備を見て回る。

民宿が一緒の東京からのご夫婦に、祭りについていろいろと詳しく教わる。

かなり詳しく教えてもらったのを覚えている。

悪石島では一番行動を共にさせていただいたお二人。

映画の脚本だったり、監督とか映像の学校(?)の講師もやってるとか。

色々な体験の話をしてくれた。

数年後に東京でジンバブエ料理を御馳走になったのはいい思い出。

ボゼは島外からの来訪神だが、まあぶっちゃけ島内で仮面と衣装、道具を作ってる。

島のビロウを身に纏い、仮面には島の或る場所で採った赤土と墨を塗りたくった姿をしている。

手には「マラ棒」という、これまた赤土を塗りたくった棒を持っている。

まあ、名前の通りのもの。

画像検索してください。

この赤土をつけられると幸せが訪れるとか、女性の場合は子宝に恵まれるとかいういわれがある。

これらのものを集落の神社の境内で作る、と島民に教えてもらう。

神社と言っても小さな祠のある狭い広場。

そして、それを作っている様子は絶対に目にしてはいけない。

皆、厳重に注意される。

島には神主がいない。

島民が持ち回りでその役目をする。

要するに、島民の誰かが演じるわけだが、神という存在を際立たせるため、神になる様を見せないようにしないといけないわけだ。

神聖なお祭りだ、もちろん従う。

こういうものは興味本位で覗いたりしてはいけない。

恐れおののき逃げまどわないといけない。

宮古島のパーントゥは有名な来訪神だが、有名すぎてみんなカメラ片手に寄っていってしまう。

本来、パーントゥはボゼと同じように逃げまどう人々に泥をつけてまわる。

ちなみにその泥は家まで持ち帰るとそのひとに幸せをもたらすと言われている。

ただ、最近ではノリで来た観光客が「泥をつけられた」、とトラブルになるケースもあるそうだ。

こういう祭りに参加する場合はしっかり調べて、しきたり通りに参加する必要があると思う。

そうしなければ、ただの出し物になり下がる危険性がある。

まあ、秘祭あるあるなのかもしれない。

準備をする場所は事前に伝えられ、決められた時間は一切立ち入ったり、覗いてもダメだと強く言われるが、時間外、要するに準備の前に入る分は構わないそうだ。

今は知らんので行く場合は自分で調べてください。

だからとりあえず、準備に入る前に、神が降りる場所を見に行くことにする。

草木の繁った小路を抜けるとすぐに小さな広場があった。

小さな祭壇と小屋のようなものがある。

??

小屋に棒が立てかけてある。

その脇になんかいろいろ置いてある。

赤い木の棒が数本・・・。

マラ棒??

誠に遺憾ww

隠しといてほしかった。

そのほかの材料もある。

ケアレスミスすぎる。

なぜか顔を逸らし眼を細める。

見てはいけないと思ったんだろうが・・・。


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